通勤をゆたかにする技術 ~通勤中に耳でSwiftを学んだら5kg痩せて精神が安定した話~
TechRAMEN 2025 Conferenceで行った登壇の記事版です。
さて、今日はみなさんに、私の人生の手札の一つを教えちゃいます。
「不快な現実」と楽しく生産的に向き合う方法、という手札です。
通勤、好きですか?
私は嫌でした。ずっとフルリモートで働いてきました。今更通勤?それも客先常駐?ポジティブになる方が無理があります。
通勤は、私にとって「不快な現実」でした。
最初の頃は、朝起きて、仕事のことを考えると、だいたい不安を覚えていました。
ドキュメントも関係者も膨大。見知らぬ技術。そのうえ、客先です。
基本方針は、「不快な感情を消そうとするのではなく、不快な状態でも機能するシステムを作る」です。
不快な現実をいい感じに処理するシステムは、3段階のレベルで策定しました。
Level 1: かわいい空想をするぞ作戦
- ぬいぐるみと記念撮影
- 意識的に花や緑・綺麗な景色を探す
これはぬいぐるみとか、道中の花に意識を向けて、たのしげな空想をする技です。
相棒はこいつです

ぬいぐるみと街の景色の写真を撮ると、どことなく剽軽なことをしている自分を客観視するような意識が働いて、気持ちが軽くなります。
Level2: 環境変更作戦
さて、ぬいぐるみではちょっと微妙な時はLevel2環境変更作戦の出番です。
- 大通公園で青空朝ごはん
- カフェでモーニング
早起きに成功した日は任意の場所でモーニングを行うぞ大作戦です。

モーニングのお供は資格試験勉強です。 朝のほんの30分だけでも、仕事じゃない顔をもっている自分を作ると「俺は仕事するばっかの人間じゃねぇんだぞ」と自尊心を高めることができます。
健全なプライドを養っていきましょう💪
Level3: 脳内占有作戦
それはそれとして不快な考え事が止まらない朝は残念ながら存在します。
そんな時は、脳内占有作戦の出番です!
語りの内容を理解する頭に徹することで、不安を感じる余地を削ごうという魂胆です。
いい感じに脳が忙しくなるし「あー今時間めっちゃ上手に使ってるー」って自己肯定感上がるし、知識もつく。
一石三鳥です。
不快な状態でも機能するシステムを運用する2つのポイント
不快な状態でも機能するシステムを運用するにあたっては、2つのポイントがあります。
1つ目に、感情を否定しないこと。
2つ目に、完璧を求めないこと。
そもそも感情はコントロールできる存在ではありません。
うぉおおおおお!!!と力んで局所的に感情と反する行動をとれたとて、疲れますし持続しません。
ネガティブな気持ちは受け入れましょう。
二つ目に、完璧を求めないこと、これは一つ目の話にも通じる話ですね。
気乗りしない朝は、推し声優のラジオを聴いて、ぬいぐるみと写真を撮るだけ。そんな朝があってもいい!
その日の自分が元気であるならば!!!!!!!!
やる気がない時は、何か一つでも記事を読むだけでOK!
ちなみにZennウィジェットめちゃよいです。導入することでロック解除即zennへのアクセスが実現します。

意外な副次効果
さて、こういった取り組みは、当初想定していなかった副次効果も生みました。
まずは毎日何かやっている事実 から派生する「まあやれることやってるしな!」というカラッとした諦めの気持ち。
そして…5kg!!痩せました!!!!!!!!!!!!!!
だいたい1kg = 7000カロリーと聞いたことがあります。
通勤の10ヶ月を経て、ざっと3万5千くらいカロリーを消しとばしていたみたいです。
積み重ねの力を感じますね。
まとめ
不快な現実は変えられないが、付き合い方は変えられる、というお話をさせてもらえました。
- 感情をコントロールすることは無理
- 段階的な対処法を用意しておく
- 学習を「逃避手段」として活用していく姿勢
結論:嫌なことも、工夫次第でたのしく・生産的にやっていける!!!!!!!!!!!(かもしれない)
その日その瞬間の自分の気持ちを聞いて、職場に着くまでにいかに仕事の心持ちに調整していくか。
私にとっての通勤は、意識的な自己調整の取り組みでした。
感情は操作できませんが、誘導することはできます。不安は、違う考え事を注入することでぶった斬ることができます。
そういう感覚をみなさんにお伝えできていたら、私としてはすごーーく嬉しいです。 ありがとうございました。